時松隆光(22)と武藤俊憲(38)の対戦はエキストラホールに突入、19ホール目となった10番パー4で、時松が残り125ヤードの第2打をピン左3メートルにつけて、これを沈めて武藤に競り勝った。

 「まさか武藤さんに勝てるなんて…。エキストラホールに入ってもなんとか墓穴を掘らなければチャンスはあるのかな、と思っていました」。先週のダンロップ・スリクソン福島オープンで初優勝したばかりで、調子は悪くない。ただ、前半は雨の中のプレーでフェースが滑ってしまい「それを計算してプレーしたけれど、正直厳しかった。10番で雨がやんでくれたのは、自分にとっては大きかった」と振り返る。

 2回戦の相手は藤田寛之(47)。小さなクラブでゴルフを組み立てていくスタイルは、自分も藤田さんと似たところがある。どこまで太刀打ちできるかわからないけど、18番までなるべくプレーしたい。自分にいかせることを吸収したい」と話していた。