ホストプロでリオ五輪代表の片山晋呉(43)は1回戦敗退に終わった。パットが好調な深堀圭一郎(47)に1、2番とバーディーを奪われる先制パンチを浴びた。4番でも10メートル、7番では15メートルを沈められ、「今日の深堀さんなら、誰がやっても勝てないでしょ」は本音だろう。

 リオ五輪の前の最後の実戦の場だった。アプローチやパットの感触は「大丈夫」と言うが、この日はティーショットでフェアウエーを外したり、アイアンで思うようなショットが打てずに「またトンネルに入っちゃった。まだ何かが違うんでしょうね…」と嘆き節だ。

 もちろんファンや国民の期待が分かっているからこその悩みで、「そのために必死になって何かを探していきたい」と話していた。