西山ゆかり(34=アマダホールディングス)が6バーディー、3ボギーの70で回り、通算8アンダー、211で4位となった。

 プレーオフで優勝を争った3人には1打及ばず「(地元)神奈川で優勝カップを掲げたいと思っていたんですけど…」と悔しさをにじませた。この日は母秀子さんだけでなく、実家のすし店「いっぱち竹寿司」の常連客も応援に駆けつけていたという。

 「(師匠の)芹沢(信雄)さんにはいつも『優勝争いした時に自分の癖を知ることが大事』と言われてきました。パットの読み方、狙い方、打ち方…。そういうところを意識して平均ストロークを上げてくれば、優勝争いの中でもチャンスが広がってくる、と」。最終18番は見事なバーディーフィニッシュ。師匠の教えを守りながら、見せ場を作った。