最終日最終組から初優勝を目指した東浩子(24=加賀電子)は1バーディー、3ボギーの75と苦しみ、通算6アンダー、213で8位となった。

 終盤まで我慢強くパーを拾っていたが、16番でこの日初めてのボギー。さらに17番パー3ではティーショットをピンそば3メートルにつけながら、まさかの3パットボギー。ダメージを引きずるように18番でもスコアを落とし、3連続ボギーでホールアウトした。

 「今までで一番悔しい終わり方でした…」と涙を流した後で「17番でピンを攻めて、入れたら(トップに)並べる状況で3パットしたのが一番の反省だと思う。せめて返しのパーパットを入れていれば、1打差で18番に入れて、気持ちも違ったと思います」と痛恨の場面を振り返った。

 12年のプロテストでトップ合格しながら、シードを獲得したことがない。初シード、初優勝へ「最終組で(優勝した)ボミさん、全美貞さんと競えたのは強みになると思います」と顔を上げた。