米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、バークレイズは26日、ニューヨーク州ファーミングデールのベスページ・ステートパーク(パー71)で第2ラウンドが行われ、松山英樹(24)は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算4オーバー、146の80位で1打及ばず予選落ちした。パトリック・リード(米国)が68と伸ばして通算8アンダーで首位。総合ポイント1位でプレーオフに進んだジェーソン・デー(オーストラリア)は通算4アンダーで5位につけた。

 ショットの不調に加え、パットも決まらなかった。松山はラウンド中に何度もいら立ちの表情を見せた。「あまりにもひどい」というパットは終盤に握りを順手からクロスハンドに変更。6番で5メートル、7番も1メートル強をしっかりと沈めて連続バーディー。しかし4メートルのバーディーチャンスにつけたパー3の8番ではフックラインをカップ左に外してがっくりと肩を落とした。今季5度目の予選落ち。次戦は9月2日開幕のドイツ銀行選手権となる予定。「ショットもパットも全てが悪い。何とかしないといけない」と最後まで表情は硬かった。