「丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ」が29日に千葉・平川CCで行われ、丸山茂樹(46=セガサミーホールディングス)、ツアープロコーチの内藤雄士(46)が出席した。

 丸山が「死ぬまで続けていきたい」と話す大会は、これが12回目の開催となる。

 「セッティングを厳しくするのもありなのかな。普段のスパーリングパートナーが厳しい方がいい。アメリカではロングアイアンを持たされることが当たり前。グリーンを外して、それでもしのいで、パーをセーブしていくことも経験になると思う」。日本ゴルフ界の底上げ、海外に通用する選手の育成につながる舞台とするため、今後のあり方を模索している。

 11月のW杯に出場する松山英樹と石川遼についても言及した。「英樹のマネジメント、土壇場の遼のトラブルショットのアイデア。すごくいいコンビだし、チャンスだと思う」。自身が伊沢利光とともに制した02年大会以来の優勝に期待を込めていた。