今夏のプロテストに合格した安田彩乃(21)が6バーディー、1ボギーの67をマーク、通算3アンダーとし、前日の55位から15位に急浮上した。

 「パットに助けられました」と振り返るように、4番で4メートル、5番で1メートル、6番で1・5メートル、7番で10メートル弱を入れて自身初の4連続バーディーを奪った。

 アマ時代に4試合、今季はここまで3試合に出たが、すべて予選落ち。初の予選通過に「うれしいです」と笑顔を見せた。持ち味は「粘り強さ。派手なゴルフはできないから、簡単にボギーを打たないように」と話す。この日、1パットパー4回。最終ホールとなった9番ではカラーから3・5メートルのフックラインをパターで入れてパーセーブするなど、その粘りを発揮した。

 初の決勝ラウンドに向けて「今日みたいにパットが入るか分からないので、今日悪かったところを反省して、1打1打大切に」と抱負を語った。