1950~60年代に活躍しゴルフの人気拡大に大きく貢献した米国の往年のスター選手、アーノルド・パーマー氏が25日に87歳で死去したのを受け、かつて火花を散らしたジャック・ニクラウス氏(76=米国)は自身のフェイスブックで「彼がゴルフ界をここまでリードしてきた。ゴルフだけでなくスポーツ界のパイオニアであり象徴」とその功績をたたえた。

 メジャー通算18勝の同氏、同9勝のゲーリー・プレーヤー氏(80=南アフリカ)と同7勝のパーマー氏は「ビッグスリー」と呼ばれ人気を博した。ニクラウス氏は「これからもずっと私たちの“キング”だ」とライバルの愛称を用いて悼んだ。