今季から日本ゴルフツアーの選手会長を務める宮里優作(36=フリー)が首位発進した。

 「前半はティーショットがよくなく、ラフに入れてばかり。そこを我慢して、後半に少し修正が効いてきました」。後半アウトで上がり3連続バーディーを奪っての68を振り返った。

 選手会長と選手という二足のわらじ。練習、調整時間の確保については「大丈夫な時と、まだ大丈夫じゃない時があります」と苦笑いする。現在の自宅は開催コースから車で20~30分。十分に“通勤圏内”だが前夜からホテル泊まりにした。「少し気合を入れようと思って。まあ子どもにもどうしてもピリピリ感が伝わってかわいそうですからね。ただ、週末は(家族で)ホテルに泊まりに来ますが」。適度な緊張と余裕でいいリズムを作る。

 ツアー初優勝を飾った13年12月日本シリーズ以来2年9カ月ぶりの首位発進から、残り3日で徐々にペースを上げていく。