13歳17日で大会史上最年少出場記録を更新した梶谷翼(13=岡山・山陽女子中1年)はノーバーディー、7ボギーの78で回り、7オーバーで98位となった。

 「日本の中でプロの頂点、一番の大会。疲れました」と、厳しいセッティングに翻弄(ほんろう)された。特にグリーン上で苦しみ「パターが入りませんでした。タッチはそこそこ合っていたんですけど、傾斜が読めていませんでした」。ショットも「ピンはいろんな位置に切られるので(ピン位置に関係なく)グリーンのセンターを狙っていくつもりでした。でも、欲が出てピンを狙ってしまった」と悔やむ。

 この日はアウトスタートの最終組。最終18番をプレーする頃にはすっかり日が暮れ、投光器によって照らされたグリーンでパーをセーブした。貴重な経験を積んだ18ホールを終え「今日は1つもバーディーが取れなかった。明日もバーディーは簡単に取れないと思うので、我慢のゴルフをしたいです」。7月に世界ジュニア11-12歳女子の部を連覇したホープは少しでも上を目指す。