菊地絵理香(28=オンワードホールディングス)が3バーディー、3ボギーの71で回り、通算1アンダーの141で首位と4打差の4位につけて決勝ラウンドに進んだ。

 前半は13、14番の連続バーディーなどスコアを3つ伸ばしたが、後半は7番で50センチのパーパットを外すなど3ボギーをたたいて失速。それでも「後半はショットがつく位置も良くなくて、読みづらくて、イメージ通り打てなくて…。しょうがないですね」と行きズル様子はなかった。

 昨年大会は4ホールに及ぶプレーオフの末に田仁智(チョン・インジ、22=韓国)に惜敗した。「悪い位置じゃないし、しっかりパッティングの自信を持って打てれば大丈夫だと思うので、そこだけかなと思います」。1年前に逃したビッグタイトルへ、手応えをにじませた。