昨季賞金王の金庚泰(30=韓国)が4打差4位発進した。

 10番から出て5連続バーディーなど、7バーディー、2ボギーで回った。9月フジサンケイ・クラシック出場後、米ツアー出場権を目指して入れ替え戦に出ていたが、背中を痛めて最終戦を断念。「(出場権を)取りたい気持ちが強く、ショットは悪くないのにパターが調子が悪かったから、そのストレスもあったと思う」と振り返る。

 今後は次週の世界選手権シリーズHSBC選手権、11月のW杯に出場、そのほかの週は日本ツアーに出場する。2年連続の賞金王については「僕の今の位置だと2試合出ないのは大きいです。(賞金王を)狙ってはいないけど、最後の方で優勝を1回くらいして終わりたいです」と話す。米国滞在中も「自分のツアーなので、木曜日からスコアは見ていました」と日本ツアーの様子はチェックしていたという。