8位から出た塩見好輝(26)は6バーディー、2ボギーの67で4位に浮上。「特によかったというわけではないけど、このコースは印象がすごくいい。毎日3アンダーくらい出るかなと思っていた」と振り返る。コース戦略も「手前から攻める」と明確だ。

 首位の谷原秀人(37)は東北福祉大の先輩であり、練習ラウンドや食事もともにする兄貴分。「谷原さんは今年ずっと上位にいるので、ちょっとでも追いつきたい気持ちはあります」と刺激になっている。

 現在賞金ランクは71位でシード権争いの渦中でもある。「今年は予選落ちばかりではないので、あまり気にしないでやっていたけど、結果だけ見ると焦らないといけないですね」。今後、出場できる試合は1試合か2試合だけ。「今週が勝負かなと」気合を入れ直した。