8カ月ぶりの米ツアー復帰戦となった石川遼(25=CASIO)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーの205で9位となった。

 第1日の16位から着実に順位を上げ、トップ10入りが狙えるまずまずの位置。それでも「ほとんどミスショット。アイアンが全くうまくいかない。体のキレが全体的に悪くて、タイミングが合ってこない」とネガティブな言葉があふれた。

 スコアと自らが感じる手応えの差を埋められずにいる。16番ではグリーン右のラフからチップインバーディー。好調なパターを含め、安定したショートゲームでスコアをまとめているが、ショットへの違和感がぬぐえない。

 「(米復帰に向けた日本の試合で)良かったものができなくなっている。球も飛んでないし、簡単なことを難しくやってる感じ。その中でも精いっぱいやるしかない」と悩ましげだった。