高山忠洋(38)は首位浮上に「この3日間の中で一番ショットが悪く、まさかこんなスコア(65)が出るとは」と驚いたという。

 第1日が好天で気温が高かったのに対し、この日は肌寒く「体が冷えやすく、自分が思うより体が動いていなかった。ただ手は振れているので、ひっかかり気味になった」と振り返る。そんな中、4番では12メートルのパットが決まるなど「ショットが悪くても、気持ちを前向きにしてくれるようなバーディーがあった」のが好スコアにつながった。

 勝てば11年カシオ・ワールド・オープン以来の通算6勝目。「(上位に)いい選手がたくさんいるので、楽しんでこの大会を盛り上げたい」と話していた。