首位から出た高山忠洋(38)は77と大崩れで通算7アンダーの11位に終わった。「風にやられました。風が吹いてボロが出ちゃいましたね」と振り返る。

 「5年ぶりの優勝、という気持ちでスタートしたけど」1番でつまずいた。フェアウエーからの第2打を大きく左に曲げて、林のがけ下へ。

 第3打は木に当て、第4打でグリーン左のラフに運び、結局5オン1パットのダブルボギーとした。「思わぬ結果になってしまった。苦しい展開。我慢しきれなかった」。その後も距離感をつかめずにボギーが先行した。

 ただ、16番と18番のパー5でバーディーを奪ってのフィニッシュ。「この悔しさを来週に?」の問いに「もちろん、そういう気持ちで頑張ります」と気持ちを切り替えていた。