米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う2次予選会を19位で突破し、最終予選会進出を決めた畑岡奈紗(17=茨城・ルネサンス高3年)が26日、成田空港に帰国した。

 今月初旬の日本女子オープンでアマチュア優勝を達成し、10日に日本女子ツアー史上最年少でプロ転向。その2日後には渡米と慌ただしいスケジュールだった。今後は11月11日開幕の伊藤園レディース(千葉・グレートアイランドC)を予定しているプロデビュー戦に備えながら、プロとしてクラブなどの契約先も選定していくこととなる。

 アマチュア時代から愛用してきたダンロップのクラブについては「一番長く使わせていただいているので、安心感はあると思います。特にウエッジとかは、長い間使ったものじゃないと不安があると思うので」と信頼を置いている。一方で「(他のメーカーを)試すということはあると思います」とも話し、“商売道具”は慎重に選ぶ意向だ。

 最優先は11月30日からの最終予選会で20位以内に入り、来季米ツアーフル参戦の資格を得ること。「ファイナル(最終予選会)で20位以内に入ることができれば、開幕戦が1月の終わり頃になると思うので、それまでには(契約も)決められたらいいと思います」と話した。