小平智(27=Admiral)が5バーディー、1ボギーの65で回り、通算8アンダーの132で首位と1打差の2位に浮上した。

 「ショットもパットも安定していた」と納得の表情を浮かべたように、ボギーは最も難しい最終18番パー3だけ。10番でチップインバーディーを決めるなど、随所でグリーン周りの小技が光った。「グリーンを外してもアプローチが寄ってくれるので、それが大崩れしなくなった要因」。課題としてオフから強化に努めてきた部分で成長を実感している。

 今大会は連日、交際中の古閑美保(34)が応援に駆けつけている。13年日本ツアー選手権、15年日本オープンに続き、27歳84日で日本タイトル3冠となれば、尾崎将司の27歳248日を抜いてツアー最年少記録。「記録もモチベーションになっていますし、優勝したい気持ちは人一倍持っている。(石川)遼だったり(宮里)優作さんだったり、名場面が生まれいているコース。自分もああいう優勝の仕方をしたい」と意気込んだ。