賞金ランクトップの池田勇太(30=日清食品)は1イーグル、4バーディー、3ボギーの67で回り、通算5アンダーの135で8位となった。

 スコアを3つ伸ばしながら不満を隠せず「ナイスショットを打っても距離感が合わない。風なのか、何なのか…。『対自然』ですからね」と首をひねった。

 4、5番で連続バーディーを奪い、6番パー5では2オンから8メートルを沈めてイーグル。「3ホール連続できて、いい流れが来るのかなと思ったら…。流れを止める原因になりました」と8番のボギーを悔やんだ。

 それでも、賞金王を争う谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は勝つしかない状況とあって、立場は圧倒的に有利。「うまく流れに乗れば、もう少しスコアは伸びる。今日は忘れて、また明日は1から。毎日、それの積み重ねですよ」。淡々と話し、会場から引き揚げた。