第4ラウンドが行われ、史上最年少の17歳で日本女子オープン選手権を制してプロに転向した畑岡奈紗は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算11アンダーの277で首位から4位に後退した。

 トップの米国選手は15アンダー。61位までの70人が4日の最終ラウンドに進み、上位20人に入れば来季の大半の試合に出場できる。

 65をマークした第2ラウンドと同じコースを回った畑岡は最後までショットとパットの調子がかみ合わなかった。14番(パー5)では第1打がロストボールとなってダブルボギーをたたき、18番では3パットでボギー。「ショットで体の開きが早かった。第2ラウンドに比べてグリーンも速かった」と振り返った。

 最終ラウンドで大崩れさえしなければ予選突破は確実な位置にいる。「きょうオーバーした分を取り返したいが、空回りしないようにしたい」と話した。