米男子ゴルフの慈善大会、ヒーロー・ワールドチャレンジは2日、ナッソーのアルバニー・バハマ(パー72)で第2ラウンドが行われ、2位で出た松山英樹(24=LEXUS)は6バーディー、1ボギーの67をマークして通算12アンダーの132とし、ダスティン・ジョンソン(米国)と並んで首位に立った。2打差の3位にマット・クーチャー(米国)とルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)がつける。腰の手術などで昨年8月以来の実戦復帰となったタイガー・ウッズ(米国)は65の好スコアで回って通算6アンダーで17位から9位に浮上した。ウッズがホストを務める今大会はツアー非公式で、世界ランキング上位者で争われる。

 10月半ばからの1カ月で4戦3勝という松山の好調さは、ウッズが実戦復帰して注目を集める大会でも健在だ。スコアを5つ伸ばす安定したプレーでトップに立った。PGA公式ホームページによると「ジョンソンと首位を分け合っていることと、ウッズを6打リードしていること、どちらが驚きか」と聞かれた松山は「どちらもうれしい」と答え、「タイガーは子供の頃からのアイドル。戻ってきてくれてうれしいし、彼はまた優勝できると思う」とウッズの今後に期待していた。