日韓シングルス対決で、日本勢でただ1人、負けを免れた堀琴音(20=東芝)には、勝てなかった悔しさばかりが残った。

 1アップのリードで迎えた17番で、痛恨のミスがあった。相手の韓国賞金ランク4位イ・スンヒョンと、ともにピン8メートルに2オンしたが、ファーストパットが2メートルもショート。痛恨の3パットで並ばれた。「ずっと攻めの気持ちでプレーしていたけど、あそこのバーディーパットだけ守りに入ってしまった」とこぼす。

 日本勢最年少の20歳。「15番のグリーンで日本の負けが決まったことがわかった。でも、私は正直勝てると思ったのに…」。今後のリベンジへ、悔しさを胸にため込んでいた。