日本女子ゴルフツアーで2年連続賞金女王となったイ・ボミ(28=韓国)と、スイスの高級腕時計ウブロがタッグを組み、継続的にチャリティー活動をしていくことになった。

 イ・ボミは6日、大リーグ・ヤンキースの田中将大とともにウブロ主催のチャリティーイベントに参加。子供たちにゴルフを教えたり、田中からキャッチボールの指導を受けたりした。

 イベントの最後には、ゴルフではアプローチで小さなネットを狙い、野球では投球を的に当てるゲームを開催。的中したネットや的に書かれている金額の合計195万円が、ウブロからNPO法人リビングドリームスに寄付されることになった。

 イ・ボミがウブロとチャリティー活動を行うのは今回が初めて。「ただゴルフをするだけでなく、子供たちに希望と夢を与えたい」という意向に、ウブロが共感したことが今イベントが開催されるきっかけだったという。

 ウブロの坂井実和取締役兼アジアパシフィック・リージョナルディレクターは「1年ほど前にお会いして、我々は立場の弱い子供たちを守り、チャリティーを行っていくという話をさせていただいた時、ボミさんから『ぜひ一緒にさせてください』とお話がありました」と経緯を説明。

 そして「彼女もそうだったと思いますが、誰かが彼女に夢を与えたことで今、素晴らしい立場にいる。彼女も同じように子供たちに夢を与えたい。プロなので非常に時間は限られていると思いますが、時間が空く限り、今後も長期的にチャリティーを行っていきたい」と話した。