男子チームが13・5ポイントを獲得し、7・5ポイントのシニア、6ポイントの女子を退けて3年ぶり6度目の優勝を飾った。

 大会史上初の3連覇を狙った女子はグリーン手前に池が広がる9番で悪夢が待っていた。特に1つのボールを交互に打つフォアサム方式で行われた第2ステージは、3組連続で第2打を池に落とし、いずれもダブルボギー締め。イ・ボミ(28=延田グループ、韓国)は「結果は3位で悔しい気持ちもありますけど、いっぱい勉強になったし、いい経験になりました」と受け止めた。

 8月のリオデジャネイロ五輪出場を目指し、積極的に海外参戦もしてきた今季。2年連続賞金女王に輝いた。「100点と思っていたけど90点」。目標の1つに掲げていた国内メジャー優勝を達成できなかったことが心残りだという。

 例年通り1月から米国で合宿を行う予定。「来年もチームで頑張って、もっといい成績を出したい」と誓った。