小平智(27=Admiral)が4バーディー、ノーボギーの66で回り、通算9アンダーの131で日本勢トップとなる6位につけて決勝ラウンドに進んだ。

 パーオン率88・89%と持ち味のショットでグリーンを的確に捉えた。インスタートから8つのパーを並べ、18番で初のバーディー。アウトの後半で3つスコアを伸ばした。「前半をノーボギーで回れたので、それで流れに乗れた。(前半と後半で)特には変えていないですけど、前半しのごうと思っていて、それができた。戦略通り。後半も昨日と同じようにいい流れで、自分のペースで回れたのが良かった」と振り返った。

 昨年大会は36位で予選を通過したが、第3日にスコアを落として最終日へ進めなかった。「去年よりは全然、入れ込み方も違いますし、落ち着いてできている。日本と変わらない感じでできているのが、いいプレーにつながっているのかなと思います。このペースを守って、4日間同じリズムでできるように頑張っていきたいなと思います」と手応えをにじませていた。