17年の男子ゴルフ日本ツアーが19日、SMBCシンガポール・オープン(セントーサGC)で開幕する。

 アジアツアーと共同主管で開催される今大会。昨季賞金王の池田勇太(31)は世界ランク7位アダム・スコット(36=オーストラリア)、昨年大会優勝の宋永漢(25=韓国)と予選同組となった。世界ランク15位セルヒオ・ガルシア(37=スペイン)、メジャー4勝のアーニー・エルス(47=南アフリカ)、生涯獲得賞金ランク25位以内の選手が1シーズンに限って行使できる出場権で本格復帰する伊沢利光(48)も参戦する。また、12位タイ以内の有資格者を除く上位者4人には7月の全英オープン出場権も与えられる。

 都内で行われたゴルフ関連17団体の新年会に出席した日本ゴルフツアー機構の青木功会長(74)は「覇気のある戦いを期待したい」と新シーズンへの思いを語った。かねて選手会長の宮里優作(36)も言及していた、クラブハウス周辺など限られたエリアで選手との写真撮影を解禁するファンサービスについては青木会長も積極的に協力する意向を示した。「全部の試合で(サービスを)やりたいくらい。主催者サイドと調整していきたい」と話した。