20年東京五輪ゴルフ会場となる霞ケ関CC(埼玉・川越市)について、日本ゴルフ協会(JGA)は開催に支障はないとの見方を示した。

 18日、ゴルフ関連17団体の新年会に出席したJGA山中博史専務理事は、民間の会員制高級クラブのため都民らが利用できず、レガシーにならないとの意見に「五輪仕様のコース、練習場を後世に残すこともレガシー」と返答。女性が正会員になれない点については「立候補ファイルとともに霞ケ関の定款も提出している。組織委員会もIGF(国際ゴルフ連盟)も認識しているはず」とした。

 「パブリックコースにするのは難しいが(会員以外への)開放日をつくってもらえないかなど、交渉していくことになると思う」と今後の対応に言及した。