米女子ゴルフツアー第2戦・ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン(16日開幕)に出場する畑岡奈紗(18=森ビル)が13日、試合が行われるロイヤル・アデレードGCでの練習後、米国での自宅購入夢プランを明かした。

 バハマでの開幕戦は予選落ちのため賞金ゼロ。今大会では「第1目標」だという予選突破を果たせば米ツアー初賞金が入ってくる。 プロ転向後「お金がかかっているんで。少しでも良い成績を挙げたいと思うようになりました」という畑岡は、賞金の使い道について「お金をためてアメリカにおうちが欲しいです。来年くらいまでにですかね」と早期の自宅購入へ意欲を示した。

 米ツアーを戦う上で、安らげる自宅を持つ意味は計り知れない。あの松山英樹もフロリダに家を購入した際、本紙インタビューで「遠征で持ち運ぶ荷物が半分に減った。これは大きい。今までは1年分とかを持ち歩いていたので。それとゴルフ場の中なので、いつでも練習ができる」と話している。

 畑岡は昨年11月の伊藤園レディースでプロ初賞金の73万円を獲得した際、「実家のトイレ修理と冷蔵庫購入」と使い道について話した。だが実際には大きな夢のために初賞金は手付かずで貯金してあるという。今大会でも1ドルでも多く稼ぎ、自宅購入費用にあてたい。【千葉修宏】