大会初出場の小宮満莉花(26)が5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで単独首位発進した。時折雨が降り、強い風も吹く悪条件を攻略。「風は、私が沖縄出身ということもあり好きですし、抵抗はなかったです。(ポイントは)負けない(球)と言うか、風に乗せる感じです」と笑顔を見せた。

 2打差の2位に谷河枝里子(28)と立浦葉由乃(20)が続いた。ホステスプロの藤田光里(22)は4オーバーの26位。「替えたドライバーやパターがいい感じになってくれていたので、あとは風と友達になれれば」と巻き返しを誓った。

 同じくホステスプロで15年大会優勝の村田理沙(21)も6オーバーの45位と出遅れた。「パターが全然ダメで苦労しました。明日はビッグスコアを狙って頑張りたいです」と気持ちを切り替えていた。

 大会は若手女子ゴルファー99人が出場し、2日間にわたって行われる。