昨年の女王、野村敏京(24)が連覇を視野にとらえはじめた。

 2アンダー39位からスタート。1番でいきなり15メートルのバーディーパットを沈めて流れに乗った。6番では2打目をグリーン左の草むらに打ち込んだが、3打目で見事なリカバリーショット。ピンそばにつけてパーセーブした。

 結局、第2日と同様に6バーディー、2ボギーの69で回り、通算6アンダー213で7位に浮上した。首位サラス(米国)とは4打差。

 この日も8メートルの風が吹いていたが、ショットに乱れは少なく、「パットもショットも良かった。風がけっこう吹いてましたけど、私は風が吹くのが好きなので楽しかった。明日も風が吹くと思うので集中していきたい」と19日の最終日での逆転優勝へ意欲を見せた。