ヤマハは23日、女子ゴルフの有村智恵(29=日本HP)大山志保(39=大和ハウス工業)ユン・チェヨン(29=韓国)、男子ゴルフの今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)弓削淳詩(25=吉川カントリー倶楽部)とクラブ契約を結んだことを発表した。

 昨季賞金ランク10位の今平は、初優勝が待たれるホープ。契約の決め手はフィーリングだったという。「ゴルフを始めてからずっと同じメーカーを使ってきましたが、アイアンの打感がすごく良かった。ドライバーも球がくっつく感じで、コントロールしやすくて、いい感じです」と好感触を語る。

 同じヤマハ契約プロとして壇上に上がった谷口徹(49=フリー)からはハッパを掛けられた。「今まで僕らの記者発表の時はちょっとしたイベントホールでやってきたけど、今回はリッツ・カールトンですよ(笑い)。今平は期待されてるんだから、5勝くらいしないと」。大先輩の“指令”には苦笑するばかりだった24歳だが「まだ優勝がない時点で契約していただいて感謝しています。今年は早い段階で優勝したい。まずは1勝を目指して頑張りたい」と誓った。