坂本優心(福岡・常磐高1年)が後半に猛チャージをみせ、1位で西日本決勝大会(4月1、2日、佐賀・若木GC)に進んだ。「後半、やばかったです。ハーフでこのスコアは初めて」と4バーディーの32。3アンダー69も試合での自己ベストになった。

 前半アウトは1オーバーで折り返したが、同じ学校の同学年、谷和也がイーブンパーで回ったと聞いて発奮。10番で約10メートルのロングパットを入れて気を良くした。「前半はアイアンの距離感が合わなかったのが、後半は良くなった」と振り返った。

 ショットを安定させようと、今冬は体が開く癖の矯正に取り組んでいて「成果が少し出た」と話す。この大会の予選に出るのは初めてで「去年世界ジュニアに出た松田正史君(13-14歳の部)と一緒に回ったときに聞いて、出たいと思った。決勝大会では、今日の後半のようなプレーができるようにしたい」と意気込んでいた。