プロとして米ツアー3戦目となる畑岡奈紗(18=森ビル)が、“志願の居残り特打ち”を行った。

 前日に打ち切りとなった第2Rの残りと第3Rの計31ホールを消化。通算1オーバー217の暫定47位で終えた。

 午前7時からの長丁場だった。途中で2日連続となる雷雨による約1時間30分の中断もあった。当然、疲れもあるはずだが「なにもかもがうまくいかなかった。技術的な問題です」。畑岡はラウンド後、すでに薄暗くなっていた練習場へ直行。約20分間、球も良く見えない中で黙々と打ち続けた。

 この日は第3Rに入り、1番から3連続ボギーと崩れた。その後、4番、7番、10番とバーディーで盛り返したが、最終18番で惜しいパットを外し、ボギーで終わった。技術面でも特に「パットが1番悪い」と言う。

 今大会は賞金ランク上位と推薦出場の70人だけがプレーできる大会。畑岡の目標はトップ20に入ることだ。26日はいよいよ最終日。「もったいないということが1つもないようにしたいです」と誓った。