石川遼は6バーディー、3ボギーの67で回り、通算3アンダーの207で32位となった。

 カットラインギリギリの55位で3試合ぶりに予選通過し、最も早いスタートの組でプレー。2番でボギーが先行も、3番でグリーン手前のバンカーから寄せて取り返すと、6番はグリーンの外からパターで転がしてバーディー。8、9番はいずれもアイアンショットをピンに絡めて連続バーディーとした。直後の10、11番で連続ボギーをたたいたが、12番では4メートルほどをねじ込むナイスパーでガッツポーズ。悪い流れを断ち切って13、16番とバーディーを奪った。

 予選2日間はいずれもイーブンで回っており、今大会初のアンダーパー。「昨日と内容的にはそんなに変わらない。昨日できたことを今日も続けられている。明日もできるようにしたい。10番も11番も粘りきれなかった感じだったので、12番で1つ粘れたのが良かった。ショットへのプレッシャーは大きいコース。アイアンはちょっとずつ良くなっている感じはするので(あとは)ドライバー」と冷静に話した。

 65をマークしたリッキー・ファウラー(米国)が通算13アンダーで単独首位に浮上。ティレル・ハットン(英国)が4打差の2位で続いた。