3月2日から始まる女子ゴルフの日本ツアー開幕戦ダイキンオーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)に出場する、昨季賞金女王イ・ボミ(28=延田グループ、韓国)と昨年大会優勝のテレサ・ルー(29=太陽生命、台湾)が26日、那覇空港で行われた歓迎セレモニーに出席した。

 3年連続賞金女王へ、オフは恒例の米国長期合宿で調整してきたイ・ボミ。「平均ストローク60台。タイトルを気にせず、1年間、頑張れる目標」と、ターゲットを設定した。その第1歩となる開幕戦は直近3年でいずれもトップ10に入っている相性のいい舞台。「いいスタートを切れれば、今シーズンもいい年になると思うので頑張りたい。今年もすごくみんなに期待されている中、いいプレーをしたいですし、自分でも期待しているし、練習の成果がいい感じで出てくれればいいなと思います」と意気込んだ。

 大会3連覇がかかるテレサ・ルーは「すごく好きなコース。3カ月のオフで選手のみんなも強くなってると思うけど、私も負けないように。(3連覇への挑戦は)なかなか経験できないことですし、楽しくゴルフをして戦います」と笑顔で意欲を口にした。掲げた目標は、こちらも昨年と同じ平均ストローク60台。実力者2人がツアー史上初の快挙へ、まずは沖縄で火花を散らす。