下川めぐみ(33=環境ステーション)は昨年9月の日本女子プロ2日目で首位に立ったが、最終1打差の2位タイで初優勝を目前で逃した。それでも賞金ランクはプロ入り最高の22位に入り、15年以来のシード返り咲きを果たした。今オフは1月にハワイ、2月には多くのトッププロが調整を行っている米カリフォルニア州パームスプリングズで合宿。帰国後も宮崎で開幕前週まで、体づくりと実践練習の両方を行ってきた。開幕を前に「優勝はしたいですが、自然体でやりたい」と謙虚に話す。プロ11年目となる今季は、焦らず気負わずに悲願の初優勝を狙う。