大山志保(39=大和ハウス工業)は昨年のリオデジャネイロ五輪に出場。8オーバーの42位に「あっという間に終わってしまった。自分のパットの感覚が最後までつかめなかった。(力を)出し切れなかった」と悔し涙を流した。さらに上を目指すため、2月にヤマハとクラブ契約をかわし「1ヤードでも2ヤードで先に飛ばしたい、常に進化したいと思っている」と話した。

 オフには池田勇太と同じ福岡のジムで肉体改造。「今までで一番トレーニングしました。この体にスイングとクラブをしっかりと合わせて、徐々に調子を上げていきたい」。体脂肪率が4%落ち、体幹、下半身、上半身の強さを測る数値も上がってきたという。今年は「複数回優勝もしたいし、全米女子オープン、全英女子オープンにも出たい」。そう話す口調に力強さがみなぎっていた。