18歳の畑岡奈紗はアイアンショットに苦しみ、2バーディー、5ボギーの75で133位と出遅れた。

 「練習ではできるのに、試合になるとうまくいかない」と唇をかんだ。

 出だしの10番でショットをピンに絡めてバーディー。「でもその後はもったいないボギーが多かった」と振り返る。12番(パー4)は2打目を右ラフ、14番と17番のパー3はティーショットをバンカーに入れると、寄せ切れなかった。

 8番では1打目を右の茂みに打ち込んでアンプレアブルと、最後までリズムはつかめなかった。米国本土でプレーするのは、昨年12月の最終予選会以来。18歳の新鋭は「何も成長していない」と悔しさを隠せない。昨年大会の予選通過ラインは3アンダー。「2日目は最低でも6つ伸ばしたい。かみ合えば出なくはない」と強気に巻き返しを狙う。