首位と2打差からスタートしたが、74と崩れて4アンダーで予選通過に1打及ばなかった。宮里藍は第1日に決まったパットがまるで振るわず「全然チャンスを生かせなかった」と肩を落とした。

 悔やまれるのは2番(パー5)。ピン下1メートルからのバーディーパットがカップを1周して入らず「あれが流れを切らせた原因」と振り返った。6番は3パット。8番ではショットが池に入りダブルボギーとなった。4メートルのパットを沈めた14番が唯一のバーディーと、伸ばす周囲から取り残された。

 パットが入らなかったのは力みが原因という。「グリップの圧が強かった。それがインパクトで強く入る要因になった」と分析。第1日は11位と久しぶりの好発進だっただけに、急降下の悔しさもひとしおだった。