岩井明愛(あきえ、埼玉・川島中2年)が1オーバー73で、吉田優利(千葉・麗沢高1年)を1打振り切って、東日本決勝大会(4月22、23日、茨城・美浦GC)にトップで進出した。

 「風がある中でセカンドショットがうまくいってくれた」と、2番パー5(464ヤード)で2オンに成功するなど3バーディーを奪った。「チャンスはほかにもあったので、もう少しスコアを出せたかもしれませんでした」と、ちょっと残念そう。それでも、双子の妹、千怜(ちさと)に勝ってのトップにうれしそうに笑った。

 昨年の関東予選では13-14歳の部で妹が優勝し、自分は決勝進出を逃した。「妹と一緒に世界ジュニアに出る」のが夢だという。千怜は6位で通過し「(姉の)73はすごいと思う。今日はパットが入らず悔しかった」と振り返った。東日本決勝大会での自信を別々に聞くと「ちょっと自信ないかな」と同じ答えが返ってきたが、2人で競い合えば「双子同時出場」も夢ではない。