女子ゴルフツアーのアクサ・レディース宮崎開幕前日の23日、大会開催コースの宮崎・UMKCC(6484ヤード、パー72)でプロアマ戦が行われた。

 昨年大会優勝のキム・ハヌル(28=韓国)も出場したが、前半9ホールを終え、体調不良のため途中棄権した。本人によると風邪の症状で、熱はそれほどでもないが、頭痛と鼻づまりがひどい。24日からの本戦出場は当日の状態を見て決める。

 キム・ハヌルはディフェンディング王者として臨む今大会に備え、先週のTポイント・レディースを休み、韓国に戻っていたが、逆に韓国で風邪をひいてしまったという。「今日のプロアマ戦で(昨年大会優勝者としての)スピーチがあるから、内容を考えて日本語で何度も練習していたんですけど」。宮崎は昨年、今大会だけでなく最終戦のツアー選手権リコー杯(宮崎CC)でも優勝した相性抜群の場所。それだけに残念そうに話していた。