地元宮城・東北高の新1年生、大須賀望が10オーバー82ながらも、トップで東日本決勝大会(4月22、23日、茨城・美浦GC)に進んだ。

 インスタートの10番でいきなり30センチにつけるバーディーを奪ったが、続く11番で「セカンドをOBにしてトリプルにしても波に乗れなかった」という。それでも、15番で3メートルを入れて踏ん張り、強風と速いグリーンで各選手がスコアを崩す中では粘りを見せた。

 「今日はパットが良かった。前半11パット、後半15パット。アプローチが悪くて後半はパーをなかなか取れなかったけど、パターに救われた感じです」と振り返った。

 予選は3回目で、過去2回はカウントバックで2位となって決勝大会に進んでいる。今回は念願のメダリストになり「美浦GCはバンカーが多くて苦手なんですけど、バンカーに入れないようにショットをよくしていきたい」と、対策を練っていた。