中島啓太(東京・代々木高2年)が日本ゴルフ協会ナショナルチームの力を見せ、1位で東日本決勝大会(4月22、23日、茨城・美浦GC)に進出した。

 前半は2オーバーだったが、後半に入って13番パー5(479ヤード)で残り210ヤードを4番アイアンで7メートルに2オンしてバーディーを奪い、16番では6メートルを入れて2つ目。最終18番(449ヤード)では「カート道に当たって前に行ったと思うんですが、残り70ヤードだった」という第2打を4メートルにつけてバーディーと、後半ボギーなしの3アンダーで回り、1アンダー71をマークした。

 ぶっつけ本番でコースを知らず「本当なら刻むところがたくさんあったと思うけどドライバーの調子がよかった」と振り返る。ただ「1ホールだけ3番アイアンで刻んだ5番で右OBだった」と苦笑いした。

 この予選には初めて出場した。「周りの友達がいっぱい出ているのでやってみようと。試合にはなるべく多く出たいんです」という。「ティーショットが安定しているので、東日本決勝大会では持ち味のボギーが少ないゴルフができれば」と、中学3年からナショナルチーム入りしている逸材が、IMGA世界ジュニア出場を目指す。