二宮佳凛(かりん、群馬・笠懸中3年)が1位となり、9-10歳女子で2位になった妹の佳音(かのん、群馬・笠懸北小5年)と、第1目標の「姉妹で東日本決勝大会」を達成した。

 9オーバー81のスコアには「練習ラウンド2回よりもよかったのでうれしいです」と笑顔を見せる。「グリーンは奥につけるとだめなので、手前から行く攻め方がうまくいった」という。練習ラウンドで「右にOBがあって苦手だった」という5番で50センチにつけ、この日唯一のバーディーを取った。

 予選出場は2回目で、今回は「妹も世界ジュニアのチャンスがあるぐらいうまくなったので、2人で出場した」という。佳音は地元の群馬県の大会に優勝するなどメキメキ上達していて「今回は親からは私の方が心配されたので、いい成績を残せてよかった」と、姉の意地を見せた形。妹は「2人で世界ジュニアに出たい」といい、姉も「パターが苦手なのでもっと練習して2人で行けるように頑張ってみたい」と、次の目標は「姉妹で世界へ」になった。