米男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ(米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)の開幕前日となった5日(日本時間6日)、世界ランク1位で優勝候補のダスティン・ジョンソン(32=米国)にアクシデントが発生した。

 米ツアー公式サイトは、D・ジョンソンはこの日9ホールの練習ラウンド後、宿舎として近隣に借りている家へ帰宅したが、階段から滑り落ちて背中を強打したと伝えた。

 マネジャーによると、患部の炎症を抑える薬の服用とアイシング治療の助言を受け、試合出場を目指して安静にしているという。

 出場3試合連続優勝中と圧倒的な強さを発揮し、前日4日の公式会見では「今はショットもパットもとてもいい。最高の状態で迎えられる」と自信をのぞかせていた。

 スタート予定は全体の最終組となる午後2時3分(日本時間7日午前3時3分)。マネジャーは当初プレーできるかどうか不確かとしていたが、現地放送「ゴルフチャンネル」によれば、明日のプレーについて「hopeful(希望が持てる)」との声明を出した。