女子ゴルフツアーのスタジオアリス女子オープンが7日、兵庫・花屋敷GCよかわC(6293ヤード、パー72)で開幕する。

 13年賞金女王で今季ノーシードの森田理香子(27=リコー)はウエーティング(現地待機)からの繰り上げ出場。6日は開催コースで調整練習を行った。

 昨季シード落ちした森田は最終QTも失敗し、今季のツアー出場優先順位は77位。出場は主催者推薦による上限8試合と、予選会のある日本女子プロ、日本女子オープンに限られるとみられていた。今大会も昨年は同ランク62位の選手までしか出られなかったが、今年は同週に下部ツアー競技があり、森田よりQTランク上位の19選手がそちらに流れ、繰り上げ出場のチャンスが巡ってきた。

 森田は「下部ツアー出場はプロ1年目(08年)に3試合だけだし、ウエーティングも(不慣れで)ややこしくてよくわからなかったんですが…」と苦笑いしつつ、出場機会に恵まれたことを喜ぶ。今季出場はこれまで主催者推薦出場2試合だけで、成績は27位と予選落ち。それでも「1年前と比べると状態は全然違うし、成長できているという実感がある」と前向きだ。「やるからには目標は優勝ですが、今やっていることがすぐ結果につながるとは思っていないので。1つずつ丁寧にプレーしていきたい」と話していた。