池田勇太(31=フリー)は2バーディー、7ボギーの77でスコアを5つ落とし、通算7オーバーの151で54位となり、1打及ばず予選落ちとなった。

 1、2番といずれもバーディーチャンスを生かせずパー。そんな中でも前半は耐えていたが、後半にスコアを崩した。12番でティーショットを池に入れるなど、10番から3連続ボギー。13番でバーディーを奪っても悪い流れは止まらず、14、15番の連続ボギーで予選通過圏外へと転がり落ちた。「後半の5ボギーがホントにバカだったなという感じ。打ったのは自分ですから、自分が受け入れるしかないと思います」と振り返った。

 日本ツアー賞金王の看板を背負って臨んだ6年ぶり3度目のオーガスタだったが、強風が吹き荒れるコンディションにも苦しめられた。「攻略できなかった。(原因として行き着くのは)最終的には、自分の技術だと思います。自分の技術が足りないのが、そこにただ出ているということ」と悔しさをにじませた。

 次週も米国に残り、日本ツアーの国内開幕戦、東建ホームメイト杯(三重)を欠場して米ツアーのRBCヘリテージ(13日開幕、米サウスカロライナ州)に出場する。