賞金ランク41位で初シードを獲得した大堀裕次郎(25=フリー)は大阪学院大時代の13年に日本アマを制した期待の星だ。プロ転向直前の右肋骨(ろっこつ)疲労骨折などもあり1年目の14年は2試合しか最終日までプレーできなかった。そのオフにイタリアでACミラン本田圭佑から薫陶を受けた。「1週間ずっと、夜6時から朝の5時まで話をさせてもらって。すごいポジティブで、トレーニングも前向きに頑張ろうと思いました」。プレー面では谷口徹からアプローチ、パターの極意をたたき込まれており「早めに初優勝して勢いに乗れるようにしたい」と意気込んでいる。