男子ゴルフの元世界ランキング1位で、腰痛のため戦列を離れているタイガー・ウッズ(米国)が20日、腰や脚の痛みを取り除くための手術を無事に終えたと自身の公式ホームページで発表した。通常は全治まで6カ月ほどかかるといい、今季中の復帰は難しくなった。

 ここ数年腰の痛みに悩まされてきたウッズは今年1月、米ツアー大会に1年5カ月ぶりに出場したものの、2月の試合で状態を悪化させて途中棄権。これまでの保存療法では根本的な解決にならないと判断し、手術に踏み切った。ウッズは「子どもと遊び、プロゴルフの世界で競い、長年苦しんできた痛みのない、普通の生活に戻れることを願っている」とコメントした。