出場3大会続けて予選落ちしている石川遼は、出入りの激しい内容ながら1アンダーで首位と5打差の55位。パー3を除く14ホールで全てドライバーを握った初日に「(自分のゴルフに)本当に徹することができた。いいゴルフにもっともっとしていきたい」とうなずいた。

 インスタートで2ボギーが先行したが、14番(パー5)はラフからの第2打もドライバーで花道まで運びバーディー。そこから懸命に巻き返した。フェアウエーを捉えたのは4ホールだけと、安定感はまだ不十分。「ドライバーが(曲げずに)打てれば武器になるなと改めて思った。いい内容ではなかったけど、5バーディーを取れたのは最近になかったかなと思う」と話した。